季節の移ろいを楽しむコーヒー 【季節限定・浅煎り】
スペシャルティコーヒー豆・粉
第36弾 雨あがりのじかん 200g - 秋霖 -
コスタリカ ケブラダ・グランデ農園
SL28 / レポサード イエローハニー

雨あがりのじかん

コーヒーには飲む人にやすらぎをもたらし、時に一歩前に進む勇気をくれる不思議な力をもった飲み物です。
それはスイッチのようでもあり、雨から晴れに変わる「雨あがりのじかん」にも似ていると感じています。

第36弾は、秋霖

秋霖（しゅうりん）とは、秋の始まりころに降り続く長雨のことです。

静かに降り続く雨は優しく、夏の暑さを少しずつ和らげ、収穫の秋が始まります。

コスタリカ ケブラダ・グランデ農園

第36弾「雨あがりのじかん」はそんな秋霖からインスピレーション。

自然豊かな環境で育ったコーヒーを、ゆっくり休ませながら乾燥させて仕上げた、ケブラダ・グランデ農園のコーヒー豆をセレクトしました。

豊かな自然が育むコーヒー

ケブラダ・グランデ農園は、コスタリカのスペシャルティコーヒー大産地として知られる、タラスエリアに位置しています。

その名は「大きな渓谷」を意味し、周囲には豊かな自然と水資源が広がっています。
標高1,800ｍを超える農園は、昼夜の気温差が大きく、スペシャルティコーヒーの栽培に理想的な環境です。

農園はカルデロン氏一家によって管理され、カトゥアイ、ケニア、モカ、H3など様々な品種を栽培しています。

確かな実績を誇る、勢いある農園

木々はまだ若く、肥沃な土壌にしっかりと根を張り、一家が所有する農園の中でも特に勢いのある農園のひとつです。

その成果を示すように、2020年のコーヒー品評会「カップ・オブ・エクセレンス」では、本農園のSL28のロットが見事15位に入賞しました。

栽培から精製まで一貫したこだわり

カルデロン一家が所有する精製場「ロスアンヘレス・マイクロミル」では、栽培から水洗処理、乾燥に至るまで、生産者自身の手で行っています。

その徹底された作業により、2011年にはカップ・オブ・エクセレンスで優勝を果たしました。

休息が生む、豊かな味わい

「レポサード」とは、休息（＝レポサード）という意味をもちます。

精製方法としては、摘み取ったコーヒーチェリーを2～3日程度陰干しする工程です。

そうすることで、あえてチェリーの自然発酵を促し、コーヒーのフレーバーを強めることができます。

その後、コーヒーチェリーの果肉を取り除き、ある程度のミューシレージを残したまま、アフリカンベッドで乾燥させて仕上げました。

5年越しに実現した、特別なマイクロロット

2019年、Qグレーダー辻本がコスタリカで訪れた農園のひとつが、ケブラダ・グランデ農園でした。

その品質の高さに心を奪われながらも、当時はすでに多くの契約が結ばれており、買付は叶いませんでした。

そして2024年、再びコスタリカを訪れた際に、この農園のコーヒーをカッピングし、その味わいに改めて惚れ込み、ついに買付が実現。
その後、念願の農園再訪も果たしました。

5年越しに辻本珈琲へと届いた、特別なマイクロロットコーヒーをぜひお楽しみください。

秋空を彩る、果実のようにジューシーな一杯

リンゴを頬張ったようなジューシーな果実味とライムを思わせる爽やかさが特徴。
優しいはちみつのような甘さが心地よく、澄んだ余韻が広がります。

雨あがりの空に陽が差し込むように、秋晴れのひとときを晴れやかに彩る一杯です。

ゆったりしたい日も、新しく始めたい日も

雨あがりのじかんは、ぜひストレートでお楽しみください。

当商品は、フレーバーと香りを大切に、丁寧に焙煎したマイクロロットのスペシャルティコーヒー豆を使用しております。

ゆったりしたい日も、新しく始めたい日も、心に寄り添えるコーヒーでありますように。

“ありがとう” があふれるコーヒー工場

いつもお客様のこと、そして美味しいコーヒーのことを考え「 “ありがとう” があふれるコーヒー工場 」を目指しております。