数々のCOE受賞を重ねた生産者が手掛ける、魅惑のコーヒー スペシャルティコーヒー豆・粉
グァテマラ クレイジーコーヒー（100g / 200g）
プラン・デ・ラ・ベガ農園 / カトゥーラ、ブルボン / ナチュラル
Guatemala Crazy Coffee / Natural / City roast

農園主が惚れ込んだ“クレイジー”な一杯

「クレイジーコーヒー」という名前は、その鮮やかで生き生きとしたフレーバーに驚いた、農園主エルウィン氏が名付けたものです。

長時間のチェリー醗酵はとても挑戦的な試みでしたが、2024年のCOE（コーヒーの品評会）の「One of A Kind部門」において2位に入賞し、その品質が高く評価されました。

それをきっかけに、現在ではナノロットとして生産を継続しています。

代々受け継がれ、多彩な品種を育む農園

プラン・デ・ラ・ベガ農園では、1953年からコーヒー生産が始まりました。

当初はティピカ、ブルボン、マラゴジッペなどの品種が植えられており、初代農園主から息子（先代）へ農園を引き継がれた後は、カトゥーラやパチェの栽培も開始されました。

2004年には先代の急逝により、息子である現農園主エルウィン氏が農園を引き継ぐことになりました。

高品質コーヒーを支える農園主の努力と、環境への配慮

農園管理のノウハウを学ぶ機会がほとんどないまま農園を引き継いだエルウィン氏は、親類であり「Xinabajul Project（※以下記載）」を指揮するフレディー氏に声をかけられ、高品質コーヒーの生産に取り組み始めました。

その後、エルウィン氏は熱心に努力を重ね、生産処理方法の研究やスタッフのトレーニング、新しい技術の導入、生産性向上など、さまざまな取り組みを続けてきました。

また、これらの取り組みの際には、常に環境への配慮を忘れず行動しています。

Xinabajul Project

プラン・デ・ラ・ベガ農園が位置するウエウエテナンゴ県内では、小規模生産者たちが協力し、各地域ごとに小さなコミュニティを作って共に品質改善・向上に取り組む「Xinabajul Project」が実施されています。

このプロジェクトを指揮するのは、ロスマ農園の農園主フレディー氏を中心としたモラレス一家です。

彼らは、自身の農園だけでなく、“ウエウエテナンゴ”全体として、世界中に高品質のコーヒーを広めることを目標としています。

樹を再生させる、丁寧な手入れの工夫

農園では樹のカットバックを行い、丁寧に手入れが施されています。

カットバックは、グアテマラのコーヒー公的機関（Anacafe）が推奨するものであり、新芽を促して樹を再生させ、生産性の確保・向上を目的としています。

プラン・デ・ラ・ベガ農園では、エリアごとに3年間隔で樹を80cmほどカットバックし、このサイクルを20年間継続した後に樹を完全に植え替える方法を導入しています。

山の斜面では切り口に水が溜まり、樹の幹や枝が腐ってしまうことがあるため、切り口を斜めにするなど、水が溜まらない工夫を施しています。

COE入賞が証明する、卓越したコーヒー作り

2012年、さび病がグアテマラで猛威を振るったことをきっかけに、エルウィン氏は本格的にスペシャルティコーヒーの生産に注力するようになりました。

2014年にはCOE（コーヒーの品評会）のファイナリストに選ばれ、その経験がさらに品質向上の大きなモチベーションとなりました。

その後も実験と検証を重ね交配種のロット生産に取り組み、2016年にはその成果が現れCOEで14位に入賞しました。

さらに2024年には「One of A Kind部門」で1位・2位（本商品）を獲得するなど、今後もさらなる品質向上と改善に余念がありません！

果実が躍る、魅惑の一杯

“フルーティー”や“華やか”という言葉では語り尽くせないほど、様々な果実の香りが織りなす魅惑的な一杯。

トロピカルフルーツやライチを思わせる艶やかな甘みが印象的で、ふわりと漂う洋酒のような香りが上質なアクセントを添えます。

解き放たれた果実の香りに包まれ、いつまでも余韻に浸りたくなるコーヒーです。

“ありがとう” があふれるコーヒー工場

いつもお客様のこと、そして美味しいコーヒーのことを考え「 “ありがとう” があふれるコーヒー工場 」を目指しております。