グァテマラ北西部、メキシコとの国境に近いウエウエテナンゴ地区ラ・リベルタ(La Libertad)に位置するエル・インヘルト農園(Finca El Linjerto)。
カップオブエクセレンス(Cup of Excellence)がグァテマラで始まった2001年から、ほぼ毎年
のように上位に入賞する世界的にも評価の高い農園で優勝経験も7回(2020年時点)という実績をもつ名門農園となります。そのエル・インヘルト農園では、2011年から、「レセルバ・デル・コメンダドール(Reserva del Comendador)」というプライベートオークションを開催しており、今回辻本珈琲では、EL07-03「レジェンダリー ゲイシャ」をPuente Coffeeさんと共同落札しました。
Grand Cru 90+Premium Emblematic
グァテマラ エルインヘルトオークション
コーヒー業界では、パナマのエスメラルダ農園とグァテマラのエルインヘルト農園は超名門で業界関係者だけではなく多くのコーヒー愛飲家を魅了しています。
当商品はエルインヘルト農園のプライベートオークションで落札しましたロットEL07-03「レジェンダリーゲイシャ」となります。
フィンカ・エル・インヘルト
フィンカ・エル・インヘルト(エルインヘルト農園)は、グァテマラ北西部ウエウエテナンゴ地区(Huehuetenango)ラ・リベルタ(La Libertad)で1900年からコーヒー栽培をしている歴史ある農園です。総面積は750ヘクタール(245ヘクタールでコーヒーが栽培、果実、穀物、観葉食物を併せて400ヘクタール、残り350ヘクタールは未開拓の原生林)の広大な農園でグァテマラはもちろん、世界的にもスペシャルティコーヒーの生産で有名な農園の一つです。
標高は、1,500mから1,920mの高地で、年間平均気温22℃、降水量1,800-2,000mm、湿度70%、日照時間が約8時間とスペシャルティコーヒーの栽培に恵まれた環境で生産されます。
農園主は現在、3代目のアルトゥロ・アギーレ・エスコバル(Arturo Aguirre Escobar)氏で、息子で4代目のアルトゥロ・アギーレ・ジュニア(Arturo Aguirre Jr.)氏とともにコーヒー生産を行なっています。
カップオブエクセレンでも常連で、過去7回の優勝経験を誇ります。
レジェンダリー ゲイシャ
品種はゲイシャ(Gesha)で、エチオピア ゲシャ地方で発見されたエチオピア期限の在来種です。
エルインヘルト農園のゲイシャは、アギーレ・エスコバル氏がパナマに旅行した際、友人付き合いのあるエスメラルダ農園(パナマ)から譲り受けたゲイシャとなります。エスメラルダ農園のゲイシャが「レジェンダリー(伝説)」として評価されることからレジェンダリーゲイシャとして生産されています。
2017年のカップオブエクセレンスでは、レジェンダリーゲイシャが90.19点で2位に輝きました。
コンプレックスフレーバー
オークションロットということもあり、華やかで様々なフルーティかつフラワリーなフレーバーが飲む人の感動を誘うグランクリュプレミアムコーヒーです。
辻本(Qグレーダー、COE国際審査員)の評価
ラベンダーやベルガモットのフレグランス、その味わいは完熟した蜜柑の甘み、ピーチ、アップル、グリーンティ、飲み終えた余韻はかすかなユーカリの香りが心地よく心に残る一杯となります。
質感は、ラウンドマウスフィール、清涼感がありクリーンカップ、優しい余韻が包み込んでくれます。
おすすめの抽出器具:エアロプレス、ハンドドリップ
世界最高峰のグランクリュ スペシャルティコーヒーで辻本のカップ評価は90ptをつけさせていただきました。フレグランス、フレーバー、アフターテイストなど非常に高いレベルでバランスがとれた一杯です。
当商品は、ご注文ごとに濃厚なフレーバーと甘さを大切に焙煎したスペシャルティコーヒー豆となります。
焙煎度合いは、ハイローストとなります。
自分へのご褒美、またはコーヒー好きな方へのプレゼントにお勧めいたします。
品質表示
グァテマラ レジェンダリーゲイシャ 12g×5袋
エルインヘルト ウォッシュドプロセス
オークション落札ロットEL07-03
(※開封後はお早めにお召し上がり下さい。)
煎りたての新鮮なコーヒーをお届けいたします。
抽出時は、少量のお湯で約30秒蒸らした後、 お湯を細く置くイメージで心穏やかに丁寧にコーヒーエキスを抽出してお召し上がりください。
彼の死後、農園は2人の息子に譲渡されたため、ペニャ・ブランカ(Pena Blanca)という川を挟んで、1939年から「エル・インヘルト・ウーノ(El Injerto)」と「エル・インヘルト・ドス(El Injerto )」という2つのエリアに区分されています。「ウーノ」エリアは、カップ・オブ・エクセレンス3連覇を成し遂げるなど、高品質なコーヒー生産で有名です。
現農園主のアルトゥロ・アギーレ・エスコバル氏は、1956年から農園で働いています。その当時の農園のコーヒー生産量は1袋100ポンド換算で約300袋程度でしたが、そこから彼は現在の世界的大農園にまで成長させました。
アギーレ・エスコバル氏は標高ごとに様々な品種を栽培し、さらに同じ標高においても細かく区画を分けてコーヒーを生産しています。
エルインヘルトのゲイシャの種は農園主のアギーレ氏自身がパナマを訪問した後、エスメラルダ農園の友人から直接送られてきました。それはアギーレ氏にとって名誉なことで、以来その種をを「ロイヤル・ビーン(王様の豆)」として扱っています。そういうわけで、このストーリーから「レジェンダリーゲイシャ(伝説的なゲイシャ)」と名前を付けています。
〒594-1141 大阪府和泉市春木町1156-1
辻本珈琲(HEAD OFFICE & SHOP)
〒594-1141 大阪府和泉市春木町1156-1
辻本珈琲(HEAD OFFICE & SHOP)