日本人オーナーの希少なマイクロロット グランクリュドリップコーヒー
ホンジュラス オスマンサス農園 ゲイシャ（5杯分）
シークレットハニー 浅煎り

日本人オーナーの農園

ホンジュラス オスマンサス農園は、マツモトケイタさん（世界を飛び廻り多くの農園を知るコーヒーバイヤー）が不景気により廃退した農園を買い取り、2017年からスタートしたとってもとっても珍しい日本人オーナーの農園です。

農園名の「オスマンサス」は金木犀という意味で「オスマンサスのコーヒーの香りと美味しさを届けることで、世界中の誰もが幸せな気持ちになることができる」という想いのもと素晴らしいコーヒー作りに取り組まれています。

ストーンフルーツのような味わい

Qグレーダー辻本が直接買い付けを行ったダイレクトトレードロット。
現地でカッピング（コーヒーの品質・味わい確認）を行った際の辻本のコメントは以下になります。

コーヒー粉から立ち上るアロマは芳ばしいカカオ、そして心踊る甘さを感じました。
そのフレーバーは、アプリコットやピーチといったストーンフルーツが感じられ、甘さを伴ったジューシーな酸味があり、余韻には上質なウーロン茶を思わせる“透明感のある甘さ”が長く続くコーヒーでした。

辻本の評価は 86point となりますが、到着したコーヒー豆をおみせ部バリスタがカッピングしたところ、素晴らしい風味でグランクリュクラスであると感じました。

おみせ部 バリスタ 石谷のコメント

口に含んだ瞬間に広がる、凛としたジャスミンを思わせる華やかな花の香りが印象的。
やさしさの中にしっかりとした芯の強さを感じる紅茶のようなフレーバーが特別なじかんを演出してくれます。

そして、ハチミツのような甘さの後にグリーンアップルを思わせる透明感のある酸味と甘さが爽やかな余韻となり次の一口を誘います。
バリスタ 石谷のイチオシです！

辻本が2024年に訪問

オーナーのマツモトさんは、現地のコーヒー生産者であるウィルメルさん、メルビンさんに常駐してもらい農園管理をしています。
まだ開拓途中のエリアもありますが、とても丁寧な農園作りをされています。

栽培品種は「パカス・ティピカ・ゲイシャ」で、精製処理方法は「ナチュラル・ウォッシュド・ハニー」でコーヒー生産をしています。

マツモトさんの展望

マツモトさんは、周りの生産者のモデルとなるような、試験的で先進的農場を目指していると熱く語っていました。

夢はと尋ねたところ「このオスマンサスのコーヒーを世界中のロースターに届けることで、いつか家族を大好きなラ・パスに呼び、一緒に心豊かな生活を送りたい」と話してくれました。

マツモトさんはとても明るく笑顔の絶えないお人柄です。
前向きなマツモトさんは、他の生産者や栽培に携わる仲間からも慕われ、農園・ウェットミル共にとても綺麗に管理されていました。

シークレットな精製方法

精製方法のシークレットハニーですが、少しだけ教えてくれたのでご紹介いたします。

果肉除去後、プレ乾燥を2日間して、アフリカンベッドでゆっくりと約25日間スロードライします。
その後、パーチメントで保管し出荷前にパルピングして日本に届きます。

ツジモト「どのあたりがシークレットなんですか？」
マツモトさん「それはね、プレ乾燥に甘さを発達させる秘密があるんだよ。おっと・・・これ以上は秘密だ」

生産量は非常に少なく手に入りにくいですが、辻本珈琲のお客様である貴方にお楽しみいただければと、オスマンサス農園のゲイシャ シークレットハニーを30kgだけ買い付けました。

そのため、当ロットは数量限定のご用意となります。特別な1杯で、すてきなコーヒータイムをお過ごしください。

“ありがとう” があふれるコーヒー工場

いつもお客様のこと、そして美味しいコーヒーのことを考え「 “ありがとう” があふれるコーヒー工場 」を目指しております。