辻本珈琲のツジモトです。
vol.2に続きましてメキシコ DESCAMEX社のご紹介です。
事務所でデスカメックスの沿革、カフェイン除去方法のプレゼンテーションを聞いたあとは実際に倉庫やプロセス現場を見学、そして、ここならではのデカフェプロセス前と後のコーヒーのカッピング(テイスティング)をさせて頂きました!
ブラジル、コロンビア、エチオピアといった主要生産国のカップを確認したのですが、いずれもカフェインを除去することで大きくフレーバーが損なわれるものではありませんでした。
全般的にカフェイン抽出する際に漬けるコーヒー成分が含まれる飽和溶液由来と思われる穀物を思わせる自然な甘さ(スイートポテト、コーンのような)が共通して感じられました。
個人的にはナッツ、アーモンドが主体的にフレーバーとして感じやすいブラジルはデカフェにすることでとても好印象だったのが記憶に残っています。
また、デカフェにすることで苦味が少し和らぎ質感もマイルド、ボディ(ここでは重さ)は少しライトに感じました。
今回のデカフェのカッピング(テイスティング)では、来期のエチオピア(辻本珈琲デカフェ・モカ)の方向性を再確認も出来ました(^-^)
△少量サンプルを焙煎するための焙煎機
カッピングルーム脇にはプロバット社(ドイツ)のサンプルロースター6連が並んでいて機械フェチのツジモトは思わずパシャリ。
こちらはメキシコ製の豆を挽く機械グラインダーです。カッコいい!!
ツジモトのマシンフェチはこのくらいにして、デカフェ(カフェインレス)のプロセスで取り除いたカフェインのことをすっかり忘れていました!
取り除いたカフェインを固形状にしたものがなんとこちらです!!
写真左下のエノキタケ?のようなものがカフェインです。
そして、少し割って砕いたものが写真右側の白い粉です。
せっかくなので、恐る恐る舐めてみましたところ
“ニガッ”
今更ですが、やっぱりカフェインには苦味成分がありました!
最後に日本から持ってきました辻本珈琲のカフェインレスコーヒー豆とドリップコーヒーのデカフェ・コロンビアをお渡しして、事務所の棚に飾って頂きました(*^-^*)/
GRACIAS!DESCAMEX.
これからも安心と美味しさを大切にパートナーとなるデスカメックス社と良い関係性を築いていきます。
vol.4以降ではコーヒー生産国(産地)の魅力をお伝えしていきたいと思います(*^-^*)
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