“Olá!”
コーヒー豆の生産地は?という問題があれば真っ先に思い浮かべるブラジル。
ちょうど日本の真反対の南米に位置し、27時間ほどの空の旅で到着するそうです。

ブラジルといえばリオのカーニバルやサッカー、陽気なイメージですよね。
今回は遠く離れたブラジルに思いを馳せてお読みいただければ幸いです。

そもそもなぜコーヒーと言えばなぜブラジルなのでしょうか?
その答えは驚くべき生産量にあります。

1920年台には世界生産量の80%をブラジルが占め、今日でも約60%の生産量を誇ります。
※2018年時点でのおおまかな数字となっております。

なんと約6割! 
私達の生活に欠かすことができなくなったコーヒーの半分以上がブラジルで栽培されたものなんですね。頭が下がります。

栽培については機械化が大きく進んでおり、その広大なその土地を有効活用して効率的にかつ、品質の良い豆を消費国へと提供してくれております。

“サントス”という種類のコーヒーを耳にされたことはございませんでしょうか?
コーヒーは伝統的に出荷される港の名前をつけられることが多く、サントスはブラジルを代表する港の名称となります。

その味わいは香ばしい苦味を伴いやわらかな口当たりが特徴です。
良質な豆はシングルでも提供されることが多いのですが、日本ではブレンドのベースに使用されることが多く、日本人にも馴染み深い味となっております。

ブラジルでのコーヒーは外貨取得の手段として、輸出を優先していたのですが 国内での消費も盛んになってきており、ブラジルの中でのコーヒーの楽しみ方も 変化があるようです。生産される方がコーヒーを楽しむようになって、よりよい品質のものが生産されることはとても嬉しいことですね。

生産地の情報を知ることによって、一杯のコーヒーの見方が変わるかと思います。
遠い生産地に思いを馳せながら飲むコーヒーはまた格別の一杯ですよ。