“1杯のコーヒーを巡る物語へようこそ!”
便利な今の世の中、ボタンひとつで美味しいコーヒーが いつでもどこでも飲むことができます。
何気なく普段飲んでいるコーヒーですが、カップに注がれるまでには 驚くほど長いながい道のりがあります。
果実であるコーヒー豆が液体の”コーヒー”と呼ばれるようになるまでの 冒険にフォーカスしてみましょう。

加工の工程を大きく分けますと
①栽培
②収穫
③精製
④運搬
⑤焙煎
⑥粉砕・抽出となります。

苗植えを行ってから2メートルほどの木に成長し約2、3年で 赤いコーヒーチェリーと呼ばれる実が付きます。
その真っ赤に色づいた果実をを機械や人の手を使って収穫します。

果肉に包まれた種子(コーヒー豆)を取り出す過程を精製とよび精製を行うことによって”生豆(なままめ)”とよばれる緑色の状態になります。
昨今では伝統的な精製方法に加え、生産者の工夫により様々な方法が日々誕生しております。

遠い生産国で作られたコーヒー豆は麻袋や樽に詰められて、日本に運ばれます。
その手段は船が主な方法ですが、高価なものは空輸されるなど多岐に渡ります。
消費国に届いた緑色の生豆は、焙煎士によって焙煎され、赤褐色のコーヒー豆に変化いたします。
焙煎(加熱)されることによって生豆に含まれる成分が化学変化を起こし、コーヒー豆は初めて魅力的な味わいと香りを演出するのです。

最後に粉砕(ミル)され様々な方法で抽出されます。
ミルや抽出方法も多岐に渡り、お店も創意工夫を凝らしてお客様へと提供いたします。

駆け足でご案内いたしましたが、いかがだったでしょうか?
それぞれの工程の詳細はまた別の記事でご紹介させていただきますね。