ブラジル

 

 

 

こんにちは。

辻本珈琲のツジモトです。

 

 

ブラジルは

世界一のコーヒー生産国ということもあり

平らな土地に見渡す限り広がる大農園、

機械化されたコーヒー経営、大量生産というのが

連想されますよね。

 

 

 

実際にバスで移動中、

地平性を流れる景色を見ていても

その雄大さは心を揺さぶられるものがあります。

 

 

ブラジルの国土は、

日本のおよそ23倍!!

 

 

コーヒーの栽培は主に国土の南半分で

多く生産されています。

北はロンドニアから南はパラナ、

東はバイーアと東西南北それぞれ1,000km以上にわたり

様々なコーヒー産地が存在します。

 

 

ブラジルにおける1年間のアラビカコーヒー豆の

生産量は膨大(およそ3,500万袋×60kg)で

コロンビアやグァテマラといった中米各国の生産量を

全部足したのとほぼ同じくらいだそう!!

 

ブラジルの生産量からみる生産者区分

・micro

 生産量 50-200袋

 家族経営の小農家。

 

・small

 生産量 1,000-2,000袋

 他国では大規模な生産量だがブラジルでは少ない。

 

・medium

 生産量 3,000-1万袋

 中規模農園と言われ山の斜面での栽培が多く

 コーヒーチェリーを収穫するピッカーさんの雇用が必要となり

 品質にも注意がより必要となるそう。

 生産コストの60%は人件費となるため、

 農園を継続するには、

 品質をあげ適正な価格での取引が必要となる。

 

・big

 生産量 1万袋以上

 平らな場所で収穫機を使って収穫できる。

 生産管理が重要視され、主に相場、市場を見て

 運営することが多い。

 近年はこのような大農園でも、

 スペシャルティコーヒーに興味を持ち

 技術・資本を投入することで

 カッピング評価82点前後のコーヒーを

 安定して生産できるようになっている。

 

・X-large

 生産量 25万袋以上

 ここまでくると他の生産国1年の

 収穫量を超える場合も

 

 

 

 

2017年の産地買い付けでは

主にミナスジェライス州の高品質コーヒーを

生産する生産者や輸出業者さんを回りました。

 

パッセイオ農園

△パッセイオ農園 アドルフォ・エンリケ・フェレイラさん(右)

 

 

火山性ミネラルを含んだ

肥沃な土壌に恵まれた標高1,100mとブラジルでは高地の

丘陵地帯に農園が広がっています。

 

 

 

カッピングはもちろん

収穫後のコーヒーチェリーが集められる

精製工場も見学させて頂きました。

 

 

 

 

 

生産処理方法は、

ブラジルらしい

ナチュラル、パルプドナチュラルです。

 

 

水流によるチェリーの比重選別機と

グリーンセパレータを導入するなど

品質向上に努めていて

カップオブエクセレンスにも常連の

パッセイオ農園は

スペシャルティコーヒーの先駆者の1つとして

世界中のロースターに知られています。

 

パッセイオ農園

カッピング

 

 

これからも注目の

生産者さんです(*^-^*)

 

 

 

次号は、

辻本珈琲で販売しております

カルモコーヒーズの

ご紹介です。

 

 

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