台湾珈琲 TGC

 

辻本珈琲でご紹介する

台湾珈琲3種の最後は、TGC台湾精品珈琲荘園。

コーヒー生産者が多い

台湾中部雲林県古坑郷で生産されています。

 

 

オーナーは、徐飴鴻(シュ イーホン)さんで

もともとは台湾で7店舗のスーパーマーケットを

経営していたそうです。

 

徐義宏 TGC

△TGC オーナー

 

コーヒーに触れるきっかけは

スーパーマーケットの外で経営していたカフェで

台湾の人々も台湾ブランドのコーヒーを

ほとんど認知していなかった2003年に

故郷の雲林県古坑郷のコーヒー生豆を友人農家から

仕入れ販売したのが始まりだそうです♪

 

そして、2008年には、実家にもどり

なんとコーヒーの栽培を始めました!

TGC コーヒー

 

辻本珈琲がご用意しました栽培品種はSL34です。

コーヒーの木の周りには日陰樹(シェードツリー)として

ビンロウの木と茶の木を植えています。

 

 

以前、雲林県古坑郷に訪れた際の

農園風景にとても似ていました。

※私が行ったのは、山一つ隔てたところだと思います。

雲林県古坑郷散策

△半袖短パンはブトの餌食ですのでご注意をw

 

 

TGCに話を戻して、

栽培エリアの標高は1,000mの阿里山山脈西側になります。

台湾の生産者さんに驚かされたのは、

精製処理方法の研究にもとても熱心&強い創造力です。

 

 

 

収穫したSL34の完熟コーヒーチェリーは

嫌気性ハニー製法で仕上げられているそうです。

 

[嫌気性ハニー製法]

完熟したコーヒーチェリーを手摘み収穫し

山水で洗浄しながら、選別します。

選別されたコーヒーチェリーは発酵の容器に入れ、

低温で28日間発酵させます。

そのあと、天日で水分量が12%以下になるまで乾燥させ

ウィスキーの木樽で3か月寝かせて仕上げるそうです。

最終、出荷前にパーチメントを脱殻、最終選別の上

私たちの元に届きます。

 

 

 

辻本珈琲で焙煎したコーヒー豆は、

グラインドした際のアロマの広がりはとても強く驚かされました。

カッピングした時のフレーバーコメントは

熟したメロン、アメリカンチェリーのシロップ漬け、

サイダー、巨峰といった非常に甘さを伴った

スペシャルティコーヒーでした。

 

▽TGC SL34 嫌気性ハニー製法

 

 

コーヒーマニアの方も、

浅煎りのスペシャルティコーヒーファンの方も

ぜひ、お楽しみ頂きたい逸品です。

 

 


辻本珈琲は、台湾珈琲を応援しており

映画「初めての珈琲」に協賛しています。

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