辻本珈琲のツジモトです。
ご覧頂きありがとうございます。
メキシコ出張記 第二弾は、辻本珈琲のとぉーーーーっても大切なコーヒーの一つ!
デカフェ(カフェインレスコーヒー)を作ってもらっているDESCAMEX社へ 潜入 訪問です。
宿泊していたベラクルス州沿岸にあるホテルを朝8時に出発して車でおよそ3時間。
一直線の道の脇には、レモンやサトウキビなどが見られました。
標高はまだ200~400mくらいです。
DESCAMEX社がある場所はベラクルスの西側コルドバという街にあります。
何故かコルドバの電線には、エアプランツ!?が沢山着生していました!
△電線にエアプランツ
いよいよDESCAMEX…
の前にメキシココーヒーが世界へ向けて出港される直前に集められるAMSAのドライミルにお邪魔しました。
AMSAのドライミルは、デスカメックス社のすぐ隣にあります。
大きな倉庫内には、出荷を今か今かと待つパーチメントコーヒーが沢山。
キャパシティは4,800万tとのこと。
こちらに集められるのは、主にマイクロロット、オーガニック、スペシャルティコーヒーメインだそうです。
倉庫内は15度から30度くらいだそうです。
3月はメキシコも冬でとても涼しく体感では20度くらいに感じました。
沿岸部に比べ湿度も高く無さそうでパーチメントコーヒーも過ごしやすそうでした。
そして、とても清潔に管理されていて安心しました(*^-^*)
すっかり前置きが長くなりましたが、
いよいよDESCAMEX社へ
デスカメックス社は、辻本珈琲で販売しているデカフェを作ってくれています。
ラテンアメリカで最初のデカフェ工場で1980年にスタートしたそうです。
事務所には私たちの社名(株式会社すてきなじかん)ロゴ入りのうれしいサイネージが!!
デスカメックス社立ち上げ当初はMCプロセスというメチル(薬剤)を使用したカフェイン除去のみでしたが1997年から有機溶媒を使用しないマウンテンウォータープロセスも開始しました。
マウンテンウォータープロセスは、1バッチ(5t~)を3日間かけて行われるそうです。
最初にカフェインレスコーヒーを作るにあたり最適な条件を決定するための物理的、科学的分析に始まり、コーヒー豆をスチームしてカフェイン抽出前の準備をします。
その後、事前にコーヒー豆から溶出したカフェインを除く成分が含まれた飽和溶液にコーヒー豆を漬け、決められた3つの条件(温度、圧力、真空)でカフェインを取り除きます。
カフェインを取り出したあと、コーヒー豆にストレスが無いようドラム乾燥、水平振動、垂直乾燥といった3種の乾燥システムを通し時間をかけて乾燥させます。
乾燥工程後にコーヒー豆を磨き、最終再度分析を行った後、日本に向けて出荷されます。
デカフェ工場内の写真は写せないのですが、DESCAMEX社(デスカメックス)のYOU TUBE動画がございますので参考までリンク貼りますね(^-^)
△倉庫内の写真
△ダニエルさん、ツジモート、デメトリオさん(代表)
デスカメックス社は2003年に有機認証も取得しており、2022年データで年間35万袋×60kgものカフェインレスコーヒーを作っています。
次のブログでは、貴重なカフェイン除去前とカフェイン除去後のカッピングもさせて頂きましたのでご紹介しますね。
vol.3に続く
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